色葬


最近、空の写真しか撮っていなくて、しかもポラロイドで。
四角い空が溜まっていくんだ。
空の存在を知りたくて、ただ撮ってる。


シャッターを切っているだけなのかもしれない。





飛ばした紙飛行機が全部戻って来てしまって、
寝そべっている海岸に色んな色の紙が散らばっている。
私はその中で眠っているのかもしれない。




あらゆる翼の終着点がここであるのは気が引ける。