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風雨 雷雨 刺雨 棘雨
彼岸の瑠璃に こもりうた
私は誰?
私は一体だれなんだろう?
口から
指から
かき回す
あたまの中
みんな口々に言う
己を忘れる言葉
杭になる
口に出してはいけないけれど
言ったら楽になれる言葉が在る あたまの中を回る影。
子宮を遮る手 後戻りの出来ない生
私は誰? 私は誰?
砂漠の上を一枚の残像が 風に舞っている
その残像は 地面に色を落とし 風に吹かれて消えてゆく 砂は泣き 色を抱きしめた からからに乾いた腕の中で その色は滲んで消えた
ずっと 終わりだけを見つめていた
終わることだけを信じていた
だけど これからは先を見る
先の先には終わりがあるんだろうけど
今更
未来は作らなきゃ生まれないのだと知った 。
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