氷を割っている ひたすら氷を割っている この冷たい左手が あの場所へ繋がっている、 という幻想に自惚れながら。 自分の体温の高さに違和感を覚える 喉を通る温かい食べ物が 裏切りのように重くて呑み込めない 星がきぃきぃ うるさい 月が 沈黙を叫んでいる…
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